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ニセ占い師の巧妙な計算


図解版なぜ、占い師は信用されるのか? シリーズのひとつ。
著者が外人なので、、と思って、中を開けてみると、
中身は「作者の別のペンネームである、ジョン.W.カルヴァーという架空の人物を著者が翻訳している風に書いている」本でした。

占いはロジックに基づいているものもあるけれど、
それを悪用することもできるし、じつは先天的なもの以外にも、
テクニック的なところでカバーできることがよくわかります。
相手の不安を解消させる仕事でもあるだけに、付け込んで悪事を働くのは、
よくないですが、ただこのようなことも実は可能だよと示してくれた作者は勇気がある人だと思います。関係者の人に怒られないかな。。。。

と思うのと、この本が「Tokyo grafitty戦法」を使っていたり、外人風に書いてみたり、
なるほどかなり仕込まれている本だなという気がしました。

  • 「Tokyo grafitty戦法」とは?
    • 人物をできるだけ載せる。そうすることで、出版物に名前があがっているのは、うれしいから、みんなが買う。またその関係者がまた買って配る。そのため1000人の名前が書いてあれば、ひとりが5冊かってくれるだけで、その本の読者ではなく、出演者だけで5000冊も買ってくれる戦法。(この戦法ってネットっぽいような気もするけれど、これをネットで実現したらもっと流行りそうな気がした。)